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新人プログラマがRuby技術者認定試験(Silver 2.1)に1ヶ月以内で合格する勉強法

  2018/08/05    




Rubyを仕事で使い始めて数ヶ月の新人プログラマではありますが、先日、Rubyアソシエーション認定のRuby技術者認定試験Silver(version 2.1)に無事合格することができました。

スコア80点とギリギリで合格したのでまだまだ勉強は必要ですが、約1ヶ月ほどの資格勉強時間で合格までに行ってきた勉強方法を書こうと思います。

これから受験する方の参考に少しでもなれば幸いです。

 

勉強開始時のスキル

Javaのスクールに3ヶ月通ったことがあったものの、Ruby言語を使い始めたのはここ数ヶ月。

先輩エンジニアと一緒にプロジェクトに入り始めたばかりの新人プログラマです。

会社でRuby資格取得を推奨していたのでがんばって取得することを決心したものの、合格対策本に載っている内容の2〜3割程度しか知らない状況でちょっと焦ったくらいのレベル感です。

 

トータル学習期間・時間

学習期間は約1ヶ月。

平日:通勤の電車往復で1日2時間
休日:1日平均5時間




 

勉強方法

0.試験詳細の確認

Rubyアソシエーションサイトで明示されているシルバー試験の試験要項をしっかり確認してから勉強に臨みましょう!

1.Ruby技術者認定試験合格教本のシルバー範囲を2〜3周読む

この教本1冊だけでもしっかりやりこなせば、シルバーの試験合格に必要な知識は十分習得できると、試験が終わって振り返ってみるとそう感じます。

ただし、リテラル(数値、真偽値、配列、ハッシュ等)、変数/定数とスコープ、ループ、よく使用されるクラス、モジュール(Object、数値クラス、String、Array、Hash、Kernel、Enumerable、Comparable等)など、きちんと正確に動きを覚えていないと解答に迷う出題が多い印象がありました。

実際に手を動かして返ってくる結果をコンソールで確認するくせをつけることで、正しい知識の把握と記憶に残すことに役立ったと思います。

できれば本番試験のバージョン(2.1)に合わせて、下に紹介しているバージョン2.1の公式資格教科書を買う方が、バージョン違いによる内容の差などもわざわざ考慮しなくていいので勉強の効率が良いです。

2.教本についている練習・模擬問題を100%正解するまで繰り返し解く

テスト直前にやるよりも、試験当日の数週間前など、割と早めに実際の問題形式に触れておくほうが、どこを重点的に勉強すればいいのか的確に対策もできるのでおすすめです。

間違えた箇所やあやふやだと思った部分は、解答や解説をみてわかった気になりがちなので、コンソールで確かめるなり、教本の該当箇所を読み直すなり、公式リファレンスを読むなり、深く学習して完全に理解したといえる状態まで復習したほうがいいです。

3.Rubyがミニツクの「Ruby技術者認定試験(Silver)対策問題集」を解く

問題数はそんなにありませんが、問題を解くごとに解答と解説が表示される形式なので、力試しにもおすすめです。
何周もして完璧にしましょう。

4.Githubの「模擬問題集PDF(Silver試験用)にトライ

試験直前に数周やりました。
少し難しめに感じましたが、Rubyアソシエーションの受験対策用資料にものっているので、やっておくと良いと思います。




その他参考にしたサイト

Ruby公式リファレンスマニュアル(2.1)

Ruby技術者認定試験合格教本を読んでわからなかった箇所は、試験バージョン2.1のリファレンスマニュアルを参考にしました。
調べた箇所を起点に、関連するメソッドなども一緒に勉強できたので、正しく幅広い知識をつけるのに役立ちました。

・先人たちの合格体験記

個人的には合格体験記はとても参考になりました!
合格した人の体験記だけでなく、不合格だった人の体験記も読んでみると、どんなことに気をつけなければいけないか、どこを勉強すべきなのかなど、とても有益な情報が手に入るのでおすすめです。
Qiitaでたくさん体験記を見つけることができるので、ぜひ試験前にいろんな人の体験記を読んでみてください。

 

上記のことをやっていれば、十分合格圏内を狙えると思うので、これからRubyシルバーを受けようと思っている方はぜひ参考にしてみてください!


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