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新人プログラマがRuby技術者認定試験(Gold 2.1)に1ヶ月半以内で合格する勉強法

   




Rubyを仕事で使い始めて数ヶ月の新人プログラマではありますが、先日、Rubyアソシエーション認定のRuby技術者認定試験Silver(version 2.1)に1発合格したあと、その上のRuby技術者認定試験Gold(version 2.1)の勉強も始め、およそ1ヶ月半で無事1発合格。

スコアは78点とギリギリで合格でしたが、体系的にRubyの知識が身につき、業務でも勉強した内容を活かせていると感じます。

シルバー・ゴールド合わせて約2ヶ月半で取得完了でき、会社内でもありがたいことに評価してもらえているので、2つの資格を短期間でささっと取得してしまうメリットは大いにありました。

約1ヶ月半ほどの資格勉強時間でゴールド合格までに行ってきた勉強方法を書こうと思います。

これから受験する方の参考に少しでもなれば幸いです。

 

勉強開始時のスキル

Javaのスクールに3ヶ月通ったことがあったものの、Ruby言語を使い始めて4ヶ月のIT業界初心者。

先輩エンジニアと一緒にプロジェクトに入り始めて日々勉強中の新人プログラマです。

会社でRuby資格取得を推奨していたのでがんばって取得することを決心し、先日シルバーを無事取得。

続けてゴールドを取得したいものの、合格対策本に載っているゴールドの内容はほとんど初見のものばかりというレベル感です。

 

トータル学習期間・時間

学習期間は約1ヶ月半。

平日:通勤の電車往復で1日2時間
休日:1日平均5時間




 

勉強方法

0.試験詳細の確認

Rubyアソシエーションサイトで明示されているゴールド試験の試験要項をしっかり確認してから勉強に臨みましょう!

1.Ruby技術者認定試験合格教本のゴールド範囲を2〜3周読む

まずは教本のゴールド範囲の部分を1週間ほどかけて2〜3周ざっと読みました。

特にオブジェクト指向やメソッド探索の理解度はゴールドの合否を分けるといっても過言ではなく、きちんと理解する必要があるため、実際にコードを書いて動作確認するくせをつけることで、正しい知識の把握と記憶に残すことに役立ったと思います。

シルバー同様、できれば本番試験のバージョン(2.1)に合わせて、下に紹介しているバージョン2.1の公式資格教科書を買う方が、バージョン違いによる内容の差などもわざわざ考慮しなくていいので勉強の効率が良いです。

2.教本についている基礎力確認問題・模擬問題を100%正解するまで繰り返し解く

教本8章にある「基礎力確認問題」と「模擬試験」は絶対やりましょう。本番の試験に類似問題がいくつか出ていたので、最終的には問題を見た瞬間に答えが浮かんでくるようになるまで完璧にしておいたほうが良いです。

テスト直前にやるよりも、試験当日の数週間前など、割と早めに実際の問題形式に触れておくほうが、どこを重点的に勉強すればいいのか的確に対策もできるのでおすすめです。

間違えた箇所やあやふやだと思った部分は、解答や解説をみてわかった気になりがちなので、コンソールで確かめるなり、教本の該当箇所を読み直すなり、公式リファレンスを読むなり、深く学習して完全に理解したといえる状態まで復習したほうがいいです。

メタプログラミングやメソッド探索の問題などでわからない部分があったときには、次に紹介するメタプログラミングRuby 第2版がかなり役立ちました。

3.『メタプログラミングRuby 第2版』を読む

『メタプログラミングRuby 第2版』はゴールド試験で頻出問題となっているメタプログラミングへの理解度を深めるのに役立ちます。

ここを理解せずゴールド合格はおそらく難しいでしょう。

逆にこの本を読んで理解しておけば、試験ではパズルゲームのように問題を解いていけるので気持ち的にもラクです。

ストーリー仕立てでおもしろいので、1周通して全体の内容をざっと頭に入れた後、2~5章を2周ほど読んで重点的に理解を深めました。

いままでなんとなく使っていたRubyクラスやメソッドなども、「なるほど!そういうことだったのか!」と合点するタイミングが何度も訪れ、読み終わったころには霧が晴れるようにモヤモヤが無くなっていました。

4.「ITトレメ」で問題演習

全部で60問収録されており、文法、オブジェクト指向、組み込みライブラリ、標準添付ライブラリ、クラスやオブジェクトに関する知識など総合的に復習できるので、電車通勤の時間を利用してスマホでよく解いていました。

試験直前に数周やり、こちらも問題をみた瞬間答えがわかるくらいまで何度も復習しました。




その他参考にしたサイト

Ruby公式リファレンスマニュアル(2.1)

Ruby技術者認定試験合格教本を読んでわからなかった箇所は、試験バージョン2.1のリファレンスマニュアルを参考にしました。
調べた箇所を起点に、関連するメソッドなども一緒に勉強できたので、正しく幅広い知識をつけるのに役立ちました。

・先人たちの合格体験記

個人的には合格体験記はとても参考になりました!
合格した人の体験記だけでなく、不合格だった人の体験記も読んでみると、どんなことに気をつけなければいけないか、どこを勉強すべきなのかなど、とても有益な情報が手に入るのでおすすめです。
Qiitaでたくさん体験記を見つけることができるので、ぜひ試験前にいろんな人の体験記を読んでみてください。

 

ゴールド試験は勉強した分だけその成果がそのまま反映される素直なひねりのない問題が多い印象だったので、対策は比較的しやすいです。

これからRubyゴールドを受けようと思っている方はぜひ参考にしてみてください!


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