ZIP・RARなどのファイルを7-Zipで圧縮・解凍する方法【Windows10】
社会人になってからよく使うようになったのが、ZIPやRARなどの圧縮・解凍ファイル。
複数のファイルをまとめて添付ファイルとしてメールで送りたいときや、インターネット上で大きい容量のダウンロードする際などに、ファイルやフォルダを1度にまとめて圧縮・解凍することができるので、使い方を覚えておくととても便利です。
Windows10では、標準機能としてZIPのフォルダやファイルを圧縮・解凍することが可能ですが、それ以外の形式(RARや7zなど)は対応できません。
そんなときに役立つツールが「7-Zip」。
これをダウンロードしておけば、どんな圧縮・解凍ファイルでも困ることはまずありません。
今回は、ZIP・RAR・7zなどのさまざまなファイルを7-Zipで圧縮・解凍する方法【Windows10】について紹介します。
「7-Zip」とは
7-Zipとは、大きなファイルやフォルダを圧縮または解凍するソフトフェア。
ZIP、RAR、7z、LZH、ISO、TAR、DMG、MSIなど、幅広い形式に「7-Zip」1つで対応することのできる、世界各国で広く使用されている無料ソフトウェアです。
また、7-Zipでは圧縮したファイル・フォルダーにパスワードをかけることもできるので、他人に見られたくないものを安全に守ることができます。
「7-Zip」のダウンロードは、公式サイト(日本語)から行います。
※画面内の「32ビットx86」や「64ビットx64」といったビット数の選択が分からない方のために、お持ちのパソコンのビット数の調べ方をこちらの記事で説明しています。
7-Zipでファイルを展開・解凍する方法
1.圧縮されたファイル・フォルダを右クリック
2.「7-Zip」を選択し、「展開」をクリック
3.下の赤枠の部分をクリック
4.フォルダを展開したい場所を選ぶ、または新しいフォルダを作成し、「OK」をクリック
5.「展開先」が選んだ場所になっていれば「OK」をクリック
これで圧縮されたファイルの展開・解凍作業は完了です。
展開先に解凍されたファイルがきちんと存在しているかを確かめておきましょう。
7-Zipでファイルを圧縮する方法
1.圧縮したいファイル・フォルダを選択し、右クリック
2.「7-Zip」を選択し、「圧縮」をクリック
3.「ファイル圧縮」画面が表示されたら、書庫形式を「zip」に変更し、「OK」をクリック
デフォルトの書庫形式は「7z」(現在使用しているツール「7-Zip」の略)となっておりますが、圧縮ファイルを共有する相手が「zip」でフォルダを開くことができるよう、「7z」から「zip」に変更しておきます。
なお、赤枠で囲った圧縮先のフォルダ名は「元のファイル+拡張子」の形で表示されていますが、好きなフォルダ名に変更可能です。
これでファイルの圧縮作業は完了です。
保存先に圧縮ファイルがきちんと存在しているかを確かめてみましょう。
以上、ZIP・RARなどのファイルを7-Zipで圧縮・解凍する方法【Windows10】を紹介しました。
※Windows標準機能を使ってzip形式ファイルの圧縮・解凍をする方法については、こちらの記事を参考にしてください。