2017年3月発表!洗濯物を自動で畳む家電「ランドロイド(laundroid)」がスゴイ!
洗濯物を自動で畳んでくれる画期的な新しい家電商品が、2017年3月に発表されることをご存じでしょうか?
「全自動衣類折りたたみ機」という新しいジャンルの家電製品で、製品名は「ランドロイド(Laundroid)」。
今回は、この洗濯物を自動でたたみ仕分け収納までしてくれる家電「ランドロイド(laundroid)」について紹介します!
「ランドロイド(Laundroid)」とは
世界初の全自動衣類折りたたみ機「ランドロイド(Laundroid)」とは、セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ(セブン・ドリーマーズ)が2005年から10年以上の年月をかけて開発している新しいジャンルの家電製品。
2015年10月からは、パナソニック、大和ハウス工業の3社で共同開発されています。
投入された衣類(ポロシャツ・Tシャツ・パンツ・タオルなど)を画像解析で識別するための画像解析技術や、経験を積みながら最適な衣類のたたみ方を学習していくA.I. (人工知能)などのテクノロジー技術を活かして、洗濯して乾燥した状態の衣類を自動的に畳み仕分けまで行ってくれる製品となっています。
洗濯物を畳むために一生で費やす時間は9,000時間ともなるそうなので、その時間をランドロイドが代わりに行ってくれると考えると、忙しい社会人や、家庭と仕事の両立をしている親、病院、介護などの場でもとても役立ちそうですね。
ランドロイドでできること
乾いた衣類の山を投入すると、あとはランドロイドが全自動でたたみ、家族のメンバー別またはアイテム別に仕分け、積み上げまで行ってくれるので、わたしたちはランドロイドからその衣類を取り出すだけという、なんとも楽ちんな家電。
2016年10月に幕張メッセで行われた製品デモ発表会の時点では、一度に衣類30~40枚までを仕上げることが可能で、たたみ終えるまでには3~6時間程かかるとのことでした。
結構時間がかかるという印象もありましたが、朝出かける前にスイッチを押しておけば、帰宅時には洗濯物が全てたたみ終わり仕分けされている状態となっていることを考えると、かなり重宝しそうですね。
ランドロイドの将来
現在の開発では、乾いた衣類の「たたみ・仕分け」という機能でランドロイド1の発売が発表されていますが、今後製品がどんどん進化していくようです。
2018年には病院等の業務用、2019年には衣類の「洗い・脱水・乾燥・たたみ・仕分け(収納)」までをランドロイド一つで行うことができるようなオールインワンモデル製品、2020年には収納家具のように建物と一体化できるビルトイン式の製品発表を目標にしているそうです。
リビングや寝室、洗面所に備え付けできるビルトインタイプで、洗い~収納までのオールインワンモデルの製品ができたら、かなり魅力的ですよね!
以上、洗濯物を自動で畳む家電「ランドロイド(laundroid)」について紹介しました。
「洗濯」の常識が変わるかもしれない、画期的な家電製品の誕生が楽しみで待ち遠しいですね!